作製過程

仕覆は大まかに下の過程を経て仕上げられます。仕上がりまでの時間は各人のスピードによりますが最初は6回程度はかかると思います。

 

<大まかな作製過程>
採寸→型紙づくり→仮縫→修正→裏地裁断・縫製→表地裁断・縫製→表・裏接着→綿入れ→表・裏仮とじ→締緒つがり→脇、星止め→仕上げ

入会後、各自ご用意いただくもの

入会後、各自ご用意いただくものを列記します。ただし、最初から全部用意できなくても構いません。当分は当方のものを使用し、順次そろえていただければ結構です。

 

仕覆をつける品物
   基本的なつくり方を覚えるために、最初は茶碗のような碗形のもので高台の直径が3cm以上のものが望ましい。     

筆記用具(鉛筆と消しゴム)と、メモ用紙かノート

針と針山
   針は特殊なものを使いますので、当方で用意します。待ち針は各自用意してください(針の細いもの)。

指貫

糸切り鋏

紙切り鋏

裁ち鋏
   裁ち鋏はお持ちいただいても、当方のものを使用していただいても結構です。

定規
   透明な材質でつくられた目盛30cmのもの。

三角定規
   角が0cmになっているもの。

コンパス

縫い糸

仮縫いに使用する手縫い用の絹糸(何色でもよい)

絹のしつけ糸(白)

木綿糸(50番くらいの白)・本縫い用の糸(裂に合わせますので、個別に後日決めます)

チャコペン

カッター、クリップ、ニッパー

和糊(ヤマト糊)

糊を薄めるときに使用する板(かまぼこ板のようなもの)と箆(へら)

 

敷板用のボール紙、型紙用の紙、採寸用の紙テープ、仮縫い用の布、アイロン、コテなどは、当方のものを使っていただきます。